#111【動画で紹介】電池溶接事例 チタンの(板材+丸棒の)抵抗溶接
今回は弊社で可能な溶接の溶接事例をご紹介致します。
チタンは溶接が難しいとされる金属の一つです。
チタンは溶融点が非常に高く(約1,700℃)、400~500℃ほどの低温でも
空気中の酸素と反応して酸化してしまいます。
チタンは酸化すると非常に硬い金属になり、脆くなってしまい加工性が悪くなります。
またチタンは他の金属よりもブローホールが発生しやすいという特性も持っています。
(※ブローホールとは、溶接部分に気泡や孔が発生してしまったものを指します。)
このためチタンの溶接は非常に難しいとされています。
弊社では実験や条件出し、また電極棒への工夫によって
丸棒を潰さずにチタン同士の溶接も可能になりました。
実際の溶接事例を下記に動画にてご紹介いたします。
(※今回使用した材料はチタン0.8mmの板材と3φの丸棒となります。)
このように弊社では日々お客様のご要望にお応えできるように
実験や条件出し、溶接機の導入をするなど行っております。
抵抗溶接・精密接合でお困りの事が御座いましたら、三興工業(株)まで一度ご連絡下さい。