#102 元世界王者に学ぶこと
かつてプロボクシングWBC世界Sバンタム級で日本人初の名誉王者になった西岡利晃さんの動画を休日に見て学んだことです。
西岡さんは若手のホープで当時、世界王者確実と世間から言われていました。
しかし、同じ世界王者に4回敗北(判定負け・引き分け・引き分け・判定負け)しました。
その後、アキレスけん断裂の大怪我をしてしまいました。
当時、ジムの会長から引退を勧められていたそうです。
西岡さんはあきらめず4年半世界挑戦のチャンスを待ち続けました。
5回目の世界挑戦の話が来たとき、もう年齢は32歳になっていました。
そしてその5回目の世界挑戦でようやく世界王者になることができました。
しかし、防衛戦が敵地でビッグネームの強敵と対戦することになりました。
そのニュースを見て「なんて苦難や試練が多い選手なんやろう」と思いました。
しかし、敵地に乗り込んで豪快な逆転KO勝ち、その後、世界に名前が知れ渡り、ボクシングの本場ラスベガスで日本人初の防衛成功、36歳の時に軽量級最強であった選手と対戦、結果負けてしまいましたが引退会見で西岡さんは「ボクシングは悔いなく全てやりきった」と晴れやかな表情で話していました。
仕事でもそうですがあきらめない強い気持ちと逆境に打ち勝つ強い精神力があれば、ピンチをチャンスにできるんやなと感じます。
そして西岡さんは4回目の世界挑戦後、結婚をして家族ができたことにより、5回目の世界挑戦をする気持ちがつくれてボクシングをやり続けることができたと言われていました。
仕事でも家族ができて守るものが出来ることにより、人は成長していけるんやなと思います。
西岡さんを見て、あきらめない気持ちとチャレンジ精神、家族の存在の大きさを学ばせてもらいました。