#118 笑いの神様
長きの間、お笑い界のトップに君臨され、国民に笑いを提供し続けている男、明石家さんまさんです。
さんまさんの生い立ちはすさまじく悲しい過去でした。
和歌山県で生まれたさんまさんは兄と二人兄弟で、さんまさんが3歳の時にお母さんが病気で亡くなら
れています。
そして小学校高学年で父親が再婚。継母に連れ子がおり、歳の離れた弟ができたとさんまさんは
大変喜んでいました。
しかし、さんまさんは新しいお母さんには遠慮していました。
新しいお母さんも実子ばかりを可愛がっていたようで、さんまさんたち兄弟とは溝が深かったようです。
新しいお母さんに心を開いてもらおうと、さんまさんは毎日必死で面白いことを考えていました。
こういった経験がお笑いの道に進めきっかけになっています。
その後、可愛がっていた弟が19歳の時、火事が原因で亡くなられています。
悲しいことを多々経験してきたさんまさんですが、芸人になったときからテレビでは絶対に泣かない
と決めています。
理由は「泣いている人を笑顔にするために俺らこの商売を選んでるんやろ?」という発言をテレビで
されていました。
テレビを見ていて凄い考えやなと驚いたことを覚えています。
あれだけ長年、人々を笑わせてこられた超人ですが、さらに笑いのレベルが上がっていることに
感心します。
コンビではなく、一人であれだけ面白い人は見たことがありません。
三興工業でもさらに個々が仕事力・感謝力・人間力を向上させていき、さんまさんのように
常に信念と向上心を持って生きていけるようになれば明るい未来を切り開いていけるのでは
ないかと思います。