#100 銅同士の溶接
今回は弊社で可能な溶接をご紹介します。
以前にも何度かご紹介していますが、銅の溶接をご紹介致します。
(※写真は銅C1020 厚み0.5mmと銅C1020錫メッキ 厚み1.5mmを溶接したものです。)
銅は熱伝導率が高く溶接時に加えられた熱が拡散し易い為に抵抗溶接は溶接しずらい金属になります。 さらに、熱膨張率も高いため溶接時に変形が生じる場合があります。 しかし、錫は融点が非常に低く(231.9℃)上記写真の様な 厚みの大きな(0.5㎜と1.5㎜)銅同士の溶接も錫メッキをすることで溶接が可能になります。
(※銅の融点は1084.5℃と金属の中でも平均より高くなっております。)
このように弊社では様々な試作・研究をしており、
今後も様々な技術を取り入れてまいりますので、
抵抗溶接でお困りの事が御座いましたら三興工業(株)まで一度ご連絡下さい。