#64 純銅(二重構造)0.2㎜とアルミ0.2㎜の精密抵抗溶接②
前回#62で純銅とアルミ(二重構造)材料で純銅を表面にして精密抵抗溶接を行いました。
今回はアルミ側を表面にして精密抵抗溶接を行いました。
アルミ側を上にして抵抗溶接すると上下の電極棒(下は前回も同じ)にアルミが付着します。
アルミが電極棒に付着することで異物(アルミ)が付着してしまい、そのまま抵抗溶接すると
スパークしてしまいます。
アルミを抵抗溶接する場合、電極棒のショット数が持ちません。
抵抗溶接後の写真(右写真はマイクロスコープ使用)
引張強度(3.8㎏ 37.2N)
破断状態2/2
破断はありましたが、純銅と純アルミの抵抗溶接接合は課題になります。
金属材料を合金化し、溶接性を良くする方法が商品開発等する場合、効果的です。