#60 難易度が高いアルミと銅の精密抵抗溶接

今回は抵抗溶接としても接合の難易度が高い銅とアルミの実験を行いました。

社内にある材料(アルミ合金0.15㎜と純銅0.05㎜)を使用しました。

純銅の融解温度が1085℃、アルミが660.3℃、合金された場合の融解温度は調査していません

溶接時、金属が溶ける温度に差があり、その他、アルミ自体に独特の癖があるため、

この異種金属同士の接合は難しいとされています。

今回はアルミの方が他の金属が含まれる合金のため、接合自体は難しくありませんでした

 

引張試験機で破断強度を確認。数値は1.5㎏(14.7N)

破断確認後の状態。ナゲット痕2/2で接合成功。