#66 純アルミ0.2㎜+銅網0.25㎜の精密抵抗溶接
今回は接合しにくい金属同士、純アルミと純銅の精密抵抗溶接にチャレンジしてみました。
純アルミ材は厚さ0.2㎜、純銅の方は網状のもので厚み0.25ミリです。
ダイレクト方式での抵抗溶接です。
抵抗溶接時、アルミ独特の散りや電極棒への食らいつき等は発生しませんでした。
ショット数も持ちそうです。
今回、純銅が網状なので、溶接時にアルミ側が溶けて純銅の網にくっいていることが
確認できました。
引張試験で強度と破断を確認(強度19.6N)
破断は2/2ありました。結果、アルミ側が溶けて銅に一方的にくっいている状態です。
接合状態は△です。
しかし、平板の純銅より、網状の純銅の方が接合しやすいことがわかりました。