#62 純銅(二重構造)0.2㎜とアルミ0.2㎜精密抵抗溶接の精密抵抗溶接①
今回は(表)純銅(裏)アルミの二重構造0.2㎜とアルミ0.2㎜の精密抵抗溶接を行いました。
純銅とアルミ二重構造の板は銅箔にアルミという感じの板です。もう一方はアルミ(番手不明)
です。恐らく2000番台ではないかと思います。
セットし、抵抗溶接を行いました。
特にアルミ1000番台同士の抵抗溶接は融解温度が約650℃と低く、粘り気がないため通電時、
溶けたときに散っていく感じがあり、強度が出ないのが特徴です。
画像に写っている白い粉はアルミの破片です(その他の実験で検証していた為)
今回のアルミは多少、粘り気がありました。
溶接後の打点
引張試験を行い強度を確認(結果4.8㎏47N)破断2/2
接合は成功しました。
次回は二重構造の板でアルミと純銅を逆にして実験したいと思います。