#52 プロジェクション溶接

プロジェクション溶接とは

被溶接材(製品部品)の板厚が厚い場合に、部品のどちらか一方に、プレス加工などでプロジェクション(突起部)を設けてプロジェクション(突起部)を加圧し、大電流を突起部に集中して流すことによって生じる発熱で、プロジェクション(突起部)を溶かし、部品同士の溶着を行う抵抗溶接の一種です。

上記の説明は難しく分かりにくいですが、弊社ではプロジェクション(突起部)をつける金属材料は溶接性が

悪い(接合しにくい)ものや分厚い金属材料を抵抗溶接で接合するときに使用します。

同時にセットでプロジェクション間にスリット加工をして接合性を良くしています。

三興工業ではプレス加工も行っており、精密抵抗溶接で使用する金属材料の端子類も作成しております。

プレス加工でプロジェクション端子を抜き、抜いた端子を使用して抵抗溶接を行います。

抵抗溶接を行った後の組立加工も可能です。