#73 アルミ箔・銅箔の溶接

今回は、弊社で可能なアルミ箔、銅箔の溶接についてご説明させて頂きます。

アルミ箔、銅箔の溶接は通常の抵抗溶接に比べ、

溶接時に電気が分流しやすく難しい溶接とされています。

分流とは、主回路以外に流れる電流であり溶接の層が増えるほど

より分流しやすくなります。

そのため、金属箔など積層溶接は分流しやすく難しいとされています。

 

今回弊社では、厚み0.02mmのアルミ箔58枚、銅箔60枚の積層溶接が可能になりました。

 

       アルミ箔58枚                  銅箔60枚

 

アルミ箔、銅箔はリチウムイオン電池で用いられており、

ハイブリッド車などでの使用も期待されているため今後益々必要な技術になってくると予想されます。

 

このように弊社では更なる技術の発展を目指しております。

今後も、技術に発展のために様々な実験など行ってまいりますので、

抵抗溶接でお困りの事がございましたら、三興工業(株)へ一度ご連絡下さい。