#101 大阪桐蔭硬式野球部に学ぶこと

今回は強いチームが行っている習慣を紹介します。

そのなかで近年、圧倒的な強さを続けている大阪桐蔭が行っていることを紹介します。

部訓は「一球同心」、意味は一球に全員が同じ気持ちを持ってプレーするという意味です。

歴代の大阪桐蔭の主将はインタビューでいつも部員○○人全員で戦っていると言っています。

選手はもちろん、レギュラー以外の選手も全員で役割を決めて一戦一戦、戦っています。

チーム全員でプレーしていることが強さのひとつになっています。

二点目は「凡事徹底」です。

大阪桐蔭では当たり前のことを当たり前にやるのではなく、当たり前のことを人にマネが出来ないくらい徹底的にやっているようです。

簡単なようで難しいことです。

良い選手をスカウトして強いチームを創ることはできますが、勝ち続けることは困難です。

日々の鍛錬が試合に生きていると思います。

会社生活でも同じことが言えます。

特に中小・零細企業で選んで人材を取る会社はそんなに多くないと思います。

たとえ、良い人材を選んでも仕事は出来るし、人間性も素晴らしい人は全員ではないと思います。

長い会社生活の中、技術力も大事ですが、チームワークやコミュニケーション、そして人間力も非常に大事であると考えます。

チームワークやコミュニケーション能力、そして人間力は元々、生い立ちや人生経験で養ったものもありますが、会社生活の中での学びや人財育成で身につくものではないかと考えます。

大阪桐蔭の選手たちは技術力は元々優れている選手が多いですが、チームワークやコミュニケーション、そして人間力が長けている選手が数多く存在します。

西谷監督やコーチの指導方針は選手に答えを言わないことです。

選手に気づかせる方法を取っています。

今回の近畿の秋季大会では準々決勝で智弁和歌山に完敗して泣いている選手が多くいました。

秋季大会で負けて泣くということはあまりないことです。

気持ちが強い選手が多いということです。

見習う点が多々あります。